いい業者の選び方

自宅のリフォームを考えたとき、
親戚や知り合いが工務店や職人をやっていれば業者選びに悩むことはありませんが、
まったくなければ自ら探すことになります。

 

いまは、パソコンやスマホで検索すればいろんなサイトがあるので、
情報収集には事欠かないように思えますが、逆に情報がありすぎて迷ってしまう方が多いと思います。

 

一口にリフォーム業者といっても、

住宅メーカーのリフォーム部門
全国規模のリフォーム会社
地域で有名な総合建築・リフォーム会社
塗装、タイル工事、防水工事などを専門とした工務店
各工事専門の職人さんが直接請け負う

など、実にさまざまですよね。

 

それぞれ一長一短あるかと思いますから、
数ある業者の中からいい業者を1社選ぶというのは簡単なことではありません。

 

名の通った大きな会社なら、価格が高くても安心が得られる。
逆に、知らない会社は価格は安くても、なんか不安がある。
など、いろいろイメージされることがあると思います。

 

それならば、お値打ちな価格で安心が得られるなら、それに越したことはありません。

 

有名な大手の会社でも値打ちな価格で出来るかも知れませんし、
逆に、まったく知らない会社でも親身になってくれて安心できるかも知れません。

 

まずは一旦、先入観を取り払って、白紙の状態で比較検討されることをお勧めします。

 

業者選びの大事なポイントは以下の3項目になるかと思います。

 

  1. 納得できる明快な見積り
  2. コミュニケーション(業者と施主)
  3. 工事保証

 

1,納得できる明快な見積り

 

いまでこそ少なくなりましたが、
リフォーム業を含め、建築業界には昔から大ざっぱな価格の出し方があります。
なにもかも全部ひっくるめて、「一式いくら」という価格設定です。

 

表面的にはわからなくて、実際に工事に取り掛かってみると劣化が予想以上に進行していた。

 

こういうこともよくあるので、そういった予測できない見えない部分が、
「一式いくら」で現れる要因でもあるのです。

 

致し方ない部分があるにせよ、お客様からすれば、
「一式いくら」のどんぶり勘定は、あまり納得できるもんではありませんね。

 

結局のところ工事費というのは、
作業労務費と材料代・消耗品費、それと現場を安全に保つために掛かる費用の合計です。
例えば建物の一部分、1平方メートルを塗替えするとしましょう。

 

まず、傷んだ部分を取り除き、コーキングやカチオンフィーラーなどでひび割れや爆裂箇所を埋めます。
乾燥後に清掃をして、下塗り、上塗りをして仕上げとします。

 

そこまでの作業を乾燥時間も加味し、
一人の職人さんが適切な手順をふんで3時間半かかって作業したとします。
一日7時間を1とすれば、0.5です。

 

そうすると、
0.5人工の作業労務費、1平方メートル仕上げるのに使用した材料代、
消耗品費の合計が1平方メートルの単価ということになります。

 

面積が増えれば、作業労務費と材料代・消耗品費が追加になるわけです。

 

しかし実際は、たった1平方の施工などということはほとんどなく、もっと広い面積なので、
1平方メートルだけではかなり割高でも、合理的に効率よく作業を進めることができ、
材料や消耗品のロスも小さくなりますから、単価は低くなるのですね。

 

そうなると工事単価というものは、
作業労務延べ人数+材料代・消耗品費+機械等稼働費(損料)を直接工事費とし、
数量で割ると、1平方メートルあたりの単価となるわけです。

 

直接工事費÷平方メートル数=単価
これなら合理的に説明できる見積りですね。

 

直接工事費以外の費用としては、
営業経費、事務経費、販売促進費、準備費、仮設費や現場管理費などが上げられます。
これらの費用は、間接工事費と称されています。

 

間接工事費は、工事の内容によって変わってきます。例えば、仮設足場、
バリケード・セーフティコーン設置、交通誘導員、仮設トイレ、
道路使用許可申請、請負賠償責任保険費用などですね。

 

大きい会社になると、営業、事務経費、広告・販売促進費等が多くなるため、
工事費に反映されて高額になる傾向にあります。

 

2、コミュニケーション(業者と施主)

 

施工者とお客様のコミュニケーションが不足していると、クレームにつながる可能性が高くなります。

 

例えば、
見積書を出すための現場調査をする際に、1階部分はしっかり調査出来ても、
2階以上の箇所は足場を架けて近くで見てみないと分からない場合があります。

 

見積の段階で足場を架ければ言うことないのですが、その時点で費用が掛かるのでそういうわけにもいきません。

 

脚立などを使用して可能な限り壁の傷み具合を調査しても行き届かない箇所もあるので、
その可能性がある箇所は、傷み具合を予想して見積をすることになります。

 

見積書を提出して工事成約となり、足場を架けて工事に取り掛かったら、
予想に反して重大な損傷を発見、そういうことも実際にあるわけなんですね。

 

この場合、その損傷部分を修理すると余分に費用がかかるので、

  1. お客さんにその旨伝えて、工事代金の追加をお願いする。
  2. 追加を請求するのが言いにくいのでサービスした。
  3. 早く工事を完了させたいので損傷部分を直さずに引き渡した。
  4. 損傷部分は直したが、お客さんに事前に伝えずに請求時に追加した。

 

この4つの対応で一番適切なのは1だと思います。
2は多少のことなら追加料金を取らない業者もいるでしょうが、
お客さんには伝えた方がお互いに気持がいいですね。

 

ダメなのは、3と4です。
損傷部分を放置したまま工事をしたら、後々、なんらかの不具合が発生する可能性が高いです。
また、ちゃんと処置をしたとしても、事前にお客さんに報告することなく処置を行い、
あとから工事代金請求時に追加されたら、たとえ数万円であってもこれは納得いきませんよね。

 

コミュニケーションが苦手でも、お客さんへの報告や連絡は重要ですから、
それがちゃんと出来る業者かどうかの見極めが必要です。

 

その見極め方は、細かいことをいろいろ質問しても嫌がらずに丁寧に対応してくれるかどうかです。

 

3、工事保証

 

工事保証を付けている業者は、気を引き締めて工事に臨むので、
クレームの発生する可能性が極めて低くなるため、業者選びの重要項目だと言えます。

 

お客さんから施工不具合の連絡があって、それが明らかに施工者のミスだと分かれば、
大体の業者は、補修とかやり直しをタダでしてくれますが、中にはいつまでも放っておいたり、
来てくれなくて連絡も途絶えたということを聞いたことがあります。

 

工事保証を付けておきながら、いざとなるとほったらかし、という業者も稀にいますから注意が必要なんですが、
ここらへんの見極めは、やはり人ですね。営業担当者の人柄、施工者の人柄が決め手になると思います。

 

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