洗面所のリフォームは、お風呂やトイレのリフォームに付随して行う場合があります。
例えば、在来浴室をユニットバスにする際には、既存の壁を取り壊すケースが多いですから、
その場合、隣接した洗面所も合わせてリフォームすることになります。

洗面台には、洗面ボウルと水栓だけのシンプルなものから、
収納が充実したユニット洗面化粧台から、収納棚を増設できるシステム洗面化粧台などがあります。

ユニット洗面化粧台は様々ありますが、安いものなら5万円ほどで入ります。
洗面台だけ取り替える工事で、特にこだわりがなければ、
工賃などを含めても10万円ぐらいで施工できるかと思いますね。

表層材は、クロス、化粧パネル、セラミックタイル、天井には化粧ボードなどがあります。
化粧パネルやセラミックタイルは手入れしやすく高級感はありますが工事費は高くなりますので、
特にこだわりがなければ比較的価格の安いクロス工事がいいと思います。

クロス張りの平米単価は、既存壁の状態や使用する材料、または業者によっても変わってきますが、
だいたい1,200円〜1,800円くらいかと思います。ただこれは、少なくても30�u以上に適用されるものであり、
10�u〜15�uほどの少量なら多少は割高になると思います。

次に、床の材料を見ていきましょう。
床材には、フローリング、磁器タイル、クッションフロア、塩ビタイルなどがあります。
既存の床の状態により適合するかしないか、または好みはありますが、
フローリングなど、木の仕上げ材は避けた方が賢明です。

セラミック（磁器）タイルは、撥水効果に優れていますが、他の材料に比べ割高です。
材料にこだわらなければ、クッションフロアや塩ビタイルをお勧めします。
セラミックタイルほどではないですが、撥水効果は多少ありますし、なにより他の材料に比べて安く済みます。

• 塩ビタイルはクッションフロアよりも高級感があって値段は高い。
• 塩ビタイルは表面が硬く、クッションフロアは柔らかい。
• 両方とも色やデザインが豊富で木目調のものや大理石模様もある。

概算で、30,000円〜50,000円といったところでしょうか。
これも、使用材料、既存床下地の状態によりますし、また、
床だけの工事なのか、壁も一緒におこなうかによって変わってきます。
当然、合わせた工事の方が割安になります。

洗面所のリフォームは、浴室のリフォームに合わせておこなう場合と、洗面所単独でおこなう場合があり、
洗面所リフォーム、各々の品目と費用は、